アウトドアリビングを楽しむ家

住宅を楽しむというのは室内だけのことではありません。室内の空間を満喫するのも大事なことですが、外の空間にも目を向けてみて欲しいと思います。我が家はリビングに面してウッドデッキを設けました。3間半の広さの横幅に面して設けられたウッドデッキは、リビングの延長に設けた和室からも行き来ができるようになっています。横幅のあるウッドデッキには奥行も持たせました。

横幅と奥行があることで、ここを一つの空間と捉え、アウトドアリビングを楽しめる空間となっているのです。リビングの延長としてこの空間を楽しむことができます。窓を開け放てば、ウッドデッキが広がるので、室内の広さや開放感を与えてくれます。アウトドアリビングの魅力は、自然と隣り合わせの時間を過ごすことができることです。暖かい日差しを浴びることができたり、心地よい風を肌で感じることができたり、庭の景観を楽しみながらお茶をしたり、食事をしたり、小鳥のさえずりを聞きながら読書を楽しんだり室内では感じることのできない特別な時間を過ごすことができるのです。

このウッドデッキの上には同じ広さの二階のバルコニーが設けられています。ウッドデッキの屋根代わりにもなってくれています。またウッドデッキには屋外用の洗濯物干し場を設けています。リビングの延長として空間を満喫することもできますし、家事を行うことで実用性の高いウッドデッキとなっているのです。室内だけでなく外の空間をアレンジして開放感たっぷりのプライベート空間を設けてみてはいかがでしょうか。

小上がりの和室

私は新築住宅を建てた際には、和室を必ず小上がりにしたいと思っていました。最近では住宅も洋風化が進み、和室が一室もない住宅というのも珍しくはありません。しかし日本人であるならば、和室の魅力は誰もが理解できます。それをこれからも受け継がれていくべきものだと感じるのは当たり前のことだとも思います。

しかし従来のように床の間や長押のある純和風の和室は人気がなくなってきました。どちらかというと洋風の住宅に調和が取れる和室と言うのが人気を高めています。その一つに小上がりの和室が挙げられます。小上がりにすることで洋風のリビング内に和室を設けても、違和感なくそれぞれの空間が存在します。高低差があることで緩やかにそれぞれの空間をゾーニングできて、一体感を感じながらも個室と言う感覚も多く得られます。

また畳下に生まれるデッドスペースを収納スペースとして利用できます。物が片付けられる収納スペースがあって無駄と感じることはありません。また小上がりにしたことでサッと腰を下ろせる便利なイス替わりにもなります。家事の合間にサッと腰を下ろして休憩し、サッと立ち上がれるので家事へのとりかかりもスムーズになります。

どのような形であれ、和の空間がこれからも大事にされるべきだと私は思います。体を横に伸ばしゆっくり休息するには和室が一番なのです。我が家にはリビングに続く小上がりの和室を設けました。リビングの延長として和室を活用でき、時には個室としても活用できる便利な和の空間となっています。

収納力のあるカップボード

キッチンにパントリーを設ける家庭が多いと思います。住宅への不満は収納スペースの少なさです。適材適所に収納スペースを確保することで住宅への不満を解消し満足度の高い家にすることができるのです。女性にとってキッチンは非常に重要なスペースだと思います。専業主婦である私は一日の大半をキッチンで過ごしていると言っても過言ではありません。長時間過ごすキッチンは居心地が良く、家事の効率を高められる空間にしておきたいものです。

そこで我が家のキッチンはパントリーと別に収納スペースを確保するのではなく、カップボードを広く確保しそのワンスペースをパントリーとして活用するようにしました。三枚扉の一面には食器類をしまいます。天井にまで広がるカップボードは食器も大容量にしまうことができるのです。
二面にはキッチン家電を収納します。炊飯器や電子レンジにポットなどキッチンに欠かせないアイテムをカップボード内に収めます。これらのアイテムは生活感の出やすいものでもあるので、使用しない時は扉でしっかり隠せるので、生活感の感じさせないスタイリッシュなキッチンにすることができるのです。ホットプレートやたこ焼き器、フードプロセッサーなどの家電もしっかりと収納できるのです。
三面はパントリーとして、乾物やレトルト食品、お菓子にビールなどのストック品を収納します。キッチンを振り返ると必要な物が全て一か所で管理できるので、家事の効率を高められます。また全てをすりガラスの扉で隠すことができるので、スッキリとしたキッチンになるのも魅力です。キッチンで過ごす時間がより楽しく感じられそうです。

窓の存在

住宅に設置されるのが当然とされている窓。この窓は住宅にとって非常に重要な存在なのです。その理由として熱の出入りは住宅の中で窓が約48%なのです。外壁は19%、換気は17%、屋根は6%と他のどの部分よりも窓から熱の出入りは大きいのです。この窓への対策をしっかり行うことで夏は涼しく冬暖かい家が実現でき、快適で暮らせる家を手に入れることができるのです。

この窓は夏はなんと70%の熱が窓から入ってきます。冬は約50%の熱が窓から逃げていっているのです。この窓の気密性・断熱性を高めることで室内環境を大きく変えてくれると言っても過言ではないのです。窓で熱を遮ることで光熱費を削減でき冷暖房効率を高めてくれます。冬は断熱性の高い窓で寒さを軽減し、エアコンの効率を高めたいものです。そして冬場の窓の結露も断熱性の高い窓にすることで軽減でき、お掃除も今までより格段に楽になるのです。音に関しても窓の存在は大きいです。気密性の高い窓を閉めることで外から入ってくる音をシャットアウトしてくれます。また室内から発せられる音に関しても外に漏れることを軽減してくれるので暮らしやすさを実感できることでしょう。

窓ガラスを遮熱高断熱複層ガラスにすれば夏の日差しを60%カットし、冷房効果を高めてくれます。また紫外線までカットしてくれるので紫外線により日焼けも抑制してくれます。この窓ガラスにすれば一般的な複層ガラスに比べて約2倍の断熱効果が得られるのです。窓ガラスに加えサッシにも注目して窓を設置するといいのです。

家事が楽しくなる家

家事には休みがないだけに家事をいかに効率良く行えるようにしておくかということは非常に大事なことです。家事を効率良く行えるようにしておくことで、家事の時短に繋がり、今までなかった自分の時間を過ごす時間を作ることができます。また子どもと触れ合う時間も多く確保することができるのです。そこで家事を効率良く行うようにするには間取りが重要です。

特にキッチンと洗面室の動線です。キッチンを中心に家事を行います。キッチンで家事をしながら、洗面室で別の家事を行うというシーンは多いです。この二つの空間の動線を短く、そしてスムーズに行き来できるようにしておくことで家事効率に大きく影響してくるのです。
一番いいのがキッチンと洗面室を横一直線で繋ぐ間取りです。横移動で移動しやすく、隣合わせなので動線も短いです。キッチンと洗面室の動線を意識した上で、洗面室から洗濯物干し場への動線も忘れてはいけません。洗濯を終えた洗濯物は、濡れて重いです。それを移動させるのは意外と体に負担となります。洗面室から洗濯物干し場への動線もできるだけコンパクトにしておきたいものです。

一番いいのが、洗面室に勝手口を設けて、その先に屋外用の洗濯物干し場を設けることです。濡れた衣類を持ち運ぶ手間も省け、効率良く洗濯物を干せます。家事への動線をコンパクトにそして行き来しやすいようにすることで家事への不満を軽減させることができ、家事を楽しみながら行える家になると思います。休みのない家事をストレスを感じず行いたいものです。

寝室を和室にする場合の収納

住まいを新築する時、核家族が住む目的で建てるだけではありません。例えば、高齢になった父親か、母親を呼び寄せて、同居するということもあります。二世帯住宅というほど、大袈裟ではないとしても、やはり、ゆったりとくつろぐことができるプライベートルームを準備することが大切です。どのような位置に、どのような部屋を準備するか、また、収納をどうするか、考えないといけません。

私の先輩は住まいを新築するのを機に、田舎で暮らすご主人の母親を呼び寄せて、一緒に暮らすことになりました。田舎の住まいを整理して、売却するつもりなので、荷物もそれなりにあります。今は、元気なのですが、将来のことを考えて、LDKや水回りや玄関からの動線が短く、できるだけまっすぐになるように考えました。

LDKの隣で、住まいの東南の角にプライベートルームを作りましたので、日当たりも良く、風通しの良いので、過ごしやすいです。そのスペースを2部屋に分けて、北側の部屋を寝室にしました。その部屋の一部を間仕切りして、ウォーキングクロゼットを作りました。ここには、洋服やバッグだけでなく、いろいろなものを置くことができるように、オーブン棚も設置しました。寝室も居間も母親の希望で、和室にしました。

寝室を和室にすると、寝具を収納する押し入れが必要になり、どうしても、部屋自体が狭くなってしまいました。また、南側の居間も畳敷きにし、今まで使用していたタンス類を置きましたので、かなり狭くなってしまいました。

フローリングにして、ベッドを置くと、寝たり起きたりが楽になりますし、引き出しを備えている畳ベッドや跳ね上げ式の畳ベッドを採用したら、収納も確保できます。普段は小上がりの和の空間として、くつろぐことができます。母親の希望を実現しながらも、もう少し、収納などについても考えていけばよかったと思いました。

夫婦のプライベート空間を考える

住まいを新築する時、子ども部屋だけでなく、夫婦のプライベート空間について考えます。夫婦のプライベート空間は、子ども部屋に比べて、寝室の色合いが濃くなります。日々忙しく、なかなかプライベートな時間が取りにくいです。しかし、たとえ、時間が短くても、気軽に話をしたり、くつろいだりできるように、工夫したいものです。夫婦専用のクロゼットを設けたりして、収納についても考えていかなくてはいけません。

私の友人が住まいを新築する時、夫婦の部屋の隣に、ウォークインクローゼットを作りたいと思っていました。しかし、LDKのリビングスペースを吹き抜けにしましたので、2階部分の床面積が減ってしまいました。子どもは3人いますから、子ども部屋を2部屋作りましたので、夫婦のプライベート空間にはそんなに広いスペースを確保することができませんでした。

家族が集い、くつろぐ空間をゆったりするために、どうしても、リビングスペースを吹き抜けにしたいと思いましたが、2階の床面積をかなり削ってまで、吹き抜けにする必要があったのかと反省しています。
2階には、子ども部屋だけでなく、夫婦のプライベートルームとウォークインクローゼット、それに、室内干し用の小部屋を作りたいと思っていましたが、狭くなった分、ウォークインクローゼットはあきらめ、寝室の壁面を利用して、クローゼットを作ることになりました。そのこと自体は、そんなに問題はなかったのですが、どうしても、寝室が狭くなってしまいました。

また、十分な収納量を確保するため、天井までの高さになってしまいました。高い位置へ収納すると、出し入れに踏み台が必要ですし、洋服の出し入れをするのにも、少し狭く、不便です。
吹き抜けをやめて、もう少し2階を広く使うようにすると、もっと、間取りに余裕が出たと思います。

パントリー機能のあるカップボード

キッチンの食品庫としてパントリーをキッチン横やキッチンスペースに設ける人は大変増えてきました。広さに余裕のある家庭はウォークインタイプのパントリーを設ける人もいます。

住宅の満足度を高めるためには収納するスペースを充実させることが第一です。
各スペースに必要な量をきちんと収納できるスペースがあることで空間をより快適に有効活用させることができます。キッチンにはこのパントリーがあると便利で満足度の高いキッチンとなるのです。

我が家はあえてパントリーを別に設けませんでした。その代わりにパントリー機能を兼ね備えたカップボードを造作することにしました。天井近くにまで広がるカップボードは普段使用する食器を収納しておくのはもちろんのこと、キッチンで欠かせない家電製品も収納します。

またキッチンで出るゴミは分別が必要で設置するゴミ箱も数が多いです。ゴミ箱がキッチンスペースを占領することでキッチンに圧迫感を与え、また見た目にもいいものではありません。このゴミ箱までもカップボード内にビルトインさせることでキッチンの床も物が散らかりにくくスッキリとした空間が広がります。

三面あるカップボードの一面はパントリーとして活用させるのです。乾物や缶詰、お菓子にレトルト食品などきれいに陳列して収納しておくことでパントリーとして使いやすくなります。振り返れば家電製品に食品、食器、ゴミ箱と全ての物が一か所にまとめられているので移動がほとんどなく家事効率も高まることでしょう。

キッチンを使用しない時はすりガラスの扉で全て隠せるようにします。こうすることで生活感を全く感じさせないスッキリとしたキッチンに仕上げることができるのです。キッチンは収納場所や収納力によって家事効率に影響してくるだけにきちんと考えて設けておきたいですね。

便利なカウンター

我が家の新築住宅にはダイニングに便利なカウンターを設けました。
このカウンターをママのためのワークスペースとして活用させようと思っています。
それだけでなく子ども達がもう少し成長したらスタディコーナーとしても活用させようと思っています。

ダイニングにママのためのワークスペースを設けることでキッチンと近く家事の合間の休憩にも最適です。また私は家事の合間にパソコンを使って仕事をすることもあります。スムーズにパソコンでの仕事に取りかかれるような環境を整えておきたいと思っていました。
窓際にこのカウンターを設けるので自然の明るさをしっかり取り込めることができます。子どものスタディコーナーとしても重宝するのです。宿題や勉強を自分の部屋でなく家族のいるリビングやダイニングで行う子どもがほとんどです。
しかしリビングやダイニングのテーブルを使って勉強するのでは居住スペースと勉強スペースが混同し生活にメリハリが生まれません。生活にメリハリをつけるためにも、子どもがより勉強に集中できる環境を整えておくためにもしっかりとスタディコーナーを設けておいた方がいいのです。

カウンターの下にはパソコン関連用品を収納しておいたり、子ども達の勉強道具をしまえる収納スペースを確保しておくと物が片付きカウンターとしての機能も高めてくれます。
また使わない時はイスもカウンターの下にきちんと収められるようにすることで空間に圧迫感を与えることもありません。

便利なカウンターを設けて家事や育児で忙しいママのための場所と、子どもが勉強に集中できる場所を確保しておきたいものです。

洗面室に二つの扉

私の親戚宅の新築住宅には洗面室の扉が二つ設けられていました。
対角線上に設けられたていた洗面室の扉は家事動線と生活動線のどちらにも配慮されておりいいアイデアだなと思いました。

まず一つ目の扉は生活動線に配慮されていました。
帰宅してまず向かう場所と言えば洗面室で手洗いを行います。
玄関入ってすぐ洗面室へ行けるようになっていました。スムーズに手洗いが行え、そのままリビングへ向かってゆっくりできるので生活動線に適しています。
そしてもう一つの扉はキッチン側に設けられていました。
キッチンと洗面室は家事動線を考えた時に重要な空間です。
キッチンと洗面室への動線は短くスムーズに行き来できるようにしていなければなりません。

キッチン側にも洗面室の扉があることでスムーズに洗面室へ行き来でき、家事効率も高められるのです。
キッチンから洗面室、洗面室から玄関へ抜けられる動線になってきるので家事動線と生活動線どちらにも最適な洗面室となっているのです。
今まで洗面室に扉を二つ設けるなどという考えのなかった私は大変いいアイデアだなと感じました。暮らしを豊かにするには、また家事効率を高めるためには間取りが重要です。
どちらか一方の目線ばかりで間取りを考えていても家族みんなの満足度は得られません。

洗面室は家族みんなが暮らしをする上で使用する頻度の高い空間です。
入浴前後やヘアセットや歯磨きなど家族みんなが利用します。
また洗濯機を設置するので家事を行う場所でもあります。
どちらの動線も踏まえて洗面室を使いやすい空間にしたいものです。